思い出の記 108 シラコバト

 シラコバトは、埼玉の県の鳥に制定されているのであるが、それまでに目にしたこともなかった。Mさんのブログで拝見し、お願いして撮影場所を教わり初撮り出来、県民として何とか面目を果たせたのは、2009年8月のことだった。
 さて、これをもってブログを終わりとするつもりだったが、遠き地に行った思い出の記も加えることとする。
 全長約33cm。雌雄同色。全身が灰褐色で、背と尾は褐色みが増す。日本に生息する個体は江戸時代に移入されたものが野生化したといわれるが、もともと生息していたという説もある。生息区域は、関東地方北東部(千葉県北部、茨城県南西部、埼玉県東部)である。一時期は埼玉県東部(越谷市)のみにまで狭められ、1956年1月14日には種として国の天然記念物に指定された。その成果もあり、最近は群馬県南部でも生息が確認された。これとは別に、山口県萩市の見島では朝鮮半島から飛来したと考えられる個体の観察記録が残る。
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# by GannkoOyazi | 2018-10-20 08:24 | Comments(0)

思い出の記 107 ユキホオジロ

 ユキホオジロを千葉で撮ることができた。関東では、20数年ぶり、2度目のこととのこと。ユキホオジロは北極圏で繁殖し日本には北海道に冬鳥として渡ってくるとのことである。北海道でも、運が良ければとのことであるから、こんなことがなければ、ユキホオジロを見ることすらなかっただけに、この一羽の迷鳥に感謝したい。(2010年2月撮影)
 日本へは冬鳥として主に北海道に渡来するが、数は多くない。本州では、北部の日本海側の地域で少数が観察されるだけである。九州や小笠原諸島でも記録がある。全長約16cm。雄の夏羽は背中の一部と初列風切先端、小翼羽、尾羽の一部が黒い他は全身が白い。冬羽は黒かった部分が褐色味をおびる他、額から後頸、耳羽が褐色になる。雌は雄と比べて全体に褐色味が強い。
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# by GannkoOyazi | 2018-10-17 08:23 | Comments(0)

思い出の記 106 ノスリ

 思いがけず、近くのノイバラの茂みにノスリが飛んで来た。ノスリもそばで見るとタカの仲間だけあって迫力があった。 
 全長50–60cm。翼開長100–140cm。体重500–1300g。オスよりもメスの方が大型になる。背面は褐色、腹面は淡褐色の羽毛に覆われる。喉の羽毛は黒い。虹彩は褐色。平地から森林に生息する。群れは形成せず、単独もしくはペアで生活する。食性は動物食で、昆虫類節足動物、両生類、爬虫類、鳥類、小型哺乳類等を食べる。 繁殖期には縄張りを形成する。樹上や断崖の上に木の枝を組み合わせた巣を作り、日本では5月に2–4個の卵を産む。主にメスが抱卵(雌雄とも抱卵することもある)し、抱卵期間は33–35日。雛は孵化後50–55日で飛翔できるようになり、その40–55日後に独立する。生後2–3年で性成熟する。
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# by GannkoOyazi | 2018-10-13 08:12 | Comments(0)

思い出の記 105 キクイタダキ

 毎年のように春には、マイフイルドに姿を見せるキクイタダキであるが。これほどまでに撮影に手こずらされる鳥はない。とうとう満足な写真を撮れずに終えることになってしまい、悔しい思いの残る鳥だ。
 キクイタダキ(菊戴、学名:Regulus regulus)は、スズメ目キクイタダキ科キクイタダキ属の鳥類の一種である。和名は、頭頂部に黄色い冠羽があるため菊を戴くという意味から命名された。松毟鳥(まつむしり)、まつくぐりの名もある。全長が約10 cm、翼開長が約15 cm、体重3-5 gの小型の鳥で、日本国内ではミソサザイ、エナガとともに最小の鳥の一種である。頭頂の縁が黒色で中央が黄色い部分があるのが特徴で、その中央部の内側に赤い斑がある。雌雄ほぼ同色だが、メスにはこの赤い斑がない。頭部以外の上面は全体にオリーブ色で、目の回りは白っぽく、嘴と足は黒褐色。嘴は小さくて細い。翼の雨覆に黒と白の模様がある。
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# by GannkoOyazi | 2018-10-10 07:54 | Comments(0)

思い出の記 104 ミソサザイ

 日本の野鳥の中でも、キクイタダキと共に最小種のひとつであるが、その小さな体を振り絞るように尾を上げて、大きな声で高音の良く響く鳴き声でさえずる様子や、また5羽のヒナをかかへ何度も餌を運ぶ健気な姿にもうたれる。
 全長が約11 cm、翼開長が約16 cm。体重7-13g。和名のサザイは、古くは「小さい鳥」を指す「さざき」が転じた。また溝(谷側)の些細の鳥が訛ってミソサザイと呼ばれるようになったとする説がある。全身は茶褐色で、体の上面と翼に黒褐色の横斑が、体の下面には黒色と白色の波状横斑がある。雌雄同色である。体つきは丸みを帯びており、尾は短い。よく短い尾羽を上に立てた姿勢をとる。
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ディスプレイ
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# by GannkoOyazi | 2018-10-06 10:30 | Comments(0)

思い出の記 103 ウソ

 ウソは、春は新芽の頃から姿を見せ、秋は落ち葉が散る頃までマイフイルドのどこかで見ることが出来る。時には、アカウソが混じり、喉と腹部が赤くふっくらとした体形が優雅だ。また、鷽(ウソ)が、嘘(うそ)に通じることから、前年にあった災厄・凶事などを嘘とし、本年は吉となることを祈念して行われる、天神様の神事に鷽替えがあり、名を成している。
 ウソは、スズメ目アトリ科ウソ属に分類される鳥類の一種。和名の由来は口笛を意味する古語「うそ」から来ており、ヒーホーと口笛のような鳴き声を発することから名付けられた。全長は15-16 cm、翼開長は約26 cm。体重は21-34g。体はスズメよりやや大きく、頭の上と尾、翼の大部分は黒色、背中は灰青色[3]。くちばしは太く短く黒い。雄の頬、喉は淡桃色をしているが、雌にはこの淡桃色の部分はない。
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東京・亀戸天神の木彫りのウソ
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# by GannkoOyazi | 2018-10-03 07:56 | Comments(0)

思い出の記 102 ヨタカ

 ヨタカが出現したしかも見やすいところである。なんとも嬉しいハプニングがマイフイルドに起きた。ヨタカは、昼間はじっとして動きをみせないのだが、時々目を開け、向きを変えたり、羽を広げてくれる。通路際の森の木で、取り囲むカメラマンをよそに悠然としていた。ヨタカは、昨日限りで姿が見えなくなったとのこと。(2013年10月 撮影)
 日本では夏季に九州以北に繁殖のため飛来する(夏鳥)。伊豆諸島や南西諸島では渡りの途中に飛来する(旅鳥)。ヨタカ目では本種のみが日本に飛来する。全長29センチメートル。全身の羽衣は暗褐色や褐色で、黒褐色や褐色、赤褐色、薄灰色などの複雑な斑紋が入る。この体色は樹上や落ち葉の上では保護色になると考えられている。翼は大型で先端は尖る。頭部は大型で扁平。虹彩は暗褐色。口は大型だが、嘴は小型で幅広い。オスの成鳥は頸部側面や初列風切、尾羽に白い斑紋が入る。メスの成鳥は頸部側面や初列風切に淡褐色の斑紋が入り、尾羽に明色の斑紋が入らない。
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# by GannkoOyazi | 2018-09-29 08:25 | Comments(0)

思い出の記 101 オガワコマドリ

 オガワコマドリに逢いに行った。これまでに3回撮ったことがあるが、夏羽の帯状の輪がこれまで見たなかでは一番鮮やかな気がした。( 2012年4月 記)
 オガワコマドリの和名は、本種を日本で初めて採集した小川三紀に因んで名づけられた。日本では稀な旅鳥または冬鳥。全長約15cm。額から尾にかけての上面はオリーブ褐色で腰の部分が澄色がかっている。白い眉斑が目立つ。腹部は灰色。雄の喉は青く、喉から腹部との境にかけて黒、白、茶褐色の横帯がある。(Wikipedia』より)
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# by GannkoOyazi | 2018-09-26 08:18 | Comments(0)

思い出の記 100 秋の装い

「思い出の記」が100回になってしまった。数回で終わるつもりでスタートしたのだが、途中でそれまでの撮り貯めた写真の整理を思い立った。しかし、10年余の撮影期間に撮った鳥は意外に多く、これまでに100種ほど納めたが半分にも満たない。が、主なものに限ればあと僅かなので、そこまでやり遂げて終わりとすることとしたい。

 山は、9月も半ばになるといち早く秋の装いに身を包む。その姿を追って、この時だけは、山の木々や草花を訪れる。が、なかなか思うにように撮らせてくれない。ツリバナを狙って3年目にようやく、撮ることが出来た。この年は、サワフタギもヤマボウシもうまく合致した。

ツリバナ
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サワフタギ
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ヤマボウシ
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ガマズミ
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ヤマジノホトトヂス
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キバナアキギリ
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シモバシラソウ
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ツリフネソウ
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クサボタン
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タムラソウ
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ソバ
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# by GannkoOyazi | 2018-09-22 09:32 | Comments(0)

思い出の記 99 コマドリ

 コマドリの姿が見られるとあって、マイフルドは異様な熱気に包まれていた。早い人はなんと4時半からカメラを据えて待っていたとのことである。その時間はまだぐっすり寝ていた時だ。いつものとおり8時頃に着いたので、とてもそのカメラの砲列の中に加わることは叶わず、竹薮の奥から聞こえる鳴き声を聴き、まだ抜けていないことを確かめ、ひとまずその場を離れオオルリを探すこととした。 オオルリは、今日も高い枝を渡っては囀りを響かせていた。オオルリは撮れても遠いため、あの深い瑠璃色が出ないが、鳴き声を堪能できたことに満足した。そこでもう一度、コマドリのさえずりを聴きに戻った。竹薮からコマドリの良く通る鳴き声がした。朝から比べればカメラマンも減ったようなので、藪の中にカメラを向けた。
 このオオルリとコマドリ、そしてウグイスが三鳴鳥と言われ美声を讃えられているが、その二つを今日は聞くことが出来たばかりか写すことがかない、まさに初日からゴールデンウィークとなった。(2011年4月 記)

2011年4月 秋ヶ瀬
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2016年4月
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2006年5月 伊香保
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# by GannkoOyazi | 2018-09-19 08:35 | Comments(0)

思い出の記 98 チフチャフ

 チフチャフがいると、暮れに渡良瀬でコミミズクを撮っている時に教わったがパスしてしまった。気になっていたが、お正月をむかえ今日にになってしまった。幸いにも抜けずに居てくれたが、柳の小枝の中を細かく動き回り手こずらされているうちに芦原の方へ飛び去ってしまった。撮影時間は、現着して数分あっただろうか。ところで、この奇妙な鳥名は、さえずりの声が由来とのことであり、メボソムシクイの仲間とのこと。関東では9年ぶりだそうだ。(2017年1月 撮影)
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# by GannkoOyazi | 2018-09-15 08:20 | Comments(0)

思い出の記 97 マミジロ

 マミジロを撮りたい一心で、何度かいろいろな所に足を運んだが行ったときに限って姿を見せてくれず自分には縁のない鳥と諦めていたが、2013年にようやく撮ることが出来た。
 夏季に中国北東部やロシア東部などで繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する。日本では亜種マミジロが春季~夏季に北海道、本州中部以北のある程度標高の高い樹林で繁殖する。したがってこれらの地域では夏鳥である。一方、本州西部以南では渡りの途中に飛来(旅鳥)する。全長23.5cm。体重60-85g。眼上部には白い眉状の斑紋(眉斑)が入る。 嘴の色彩は黒い。後肢の色彩はオレンジがかった黄色。 オスは全身が黒い羽毛で覆われる。オスは全身が黒く、白い眉斑がより明瞭なことが和名の由来。メスは上面が緑褐色、下面が淡褐色の羽毛で覆われる。喉は白い羽毛で覆われる。
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# by GannkoOyazi | 2018-09-12 08:05 | Comments(0)

(番外編) 縄文―1万年の美の鼓動

 ニッポンの美の原点とか、ニッポンの最盛期は縄文期だ‼などと、唱える人がいるほどに縄文時代は世界に比類がない文化が1万年の間に育まれた。足の具合が相変わらず良くないので躊躇しているうちに最終日を迎えてしまったが、ついに我慢できずに台風絡みの悪天をついて出かけた。足腰の痛みに襲われるが行って良かった。いまだに縄文―1万年の美の鼓動の興奮と感動に包まれている、
「縄文―1万年の美の鼓動」は、約1万3000年前に始まり前2400年に至るまで、約1万年間にわたり続いた縄文時代に生み出された、土器や土偶などに焦点を当てた展覧会だ。 縄文時代の国宝6件が一堂に展示されるのは今回が初めてとなる。展示される国宝は、今までに出展されたことがある《火焰型土器》《土偶 中空土偶》に加え、《土偶 縄文のビーナス》(前3000〜前2000)、《土偶 合掌土偶》(前2000〜前1000)、《土偶 仮面の女神》(前2000〜前1000)、《土偶 縄文の女神》(前3000〜前2000)の全6件。
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縄文のビーナス

縄文時代中期に製作されたと見られる土偶。妊婦を象っており、高さは27cm、重さ2.14kgである。「土偶」の名称で国宝に指定定されている。茅野市尖石縄文考古館所蔵。 後ろ姿を見ると、お尻がぷりぷりで可愛い感じで安産間違い無しか。
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縄文の女神

縄文の女神は、高さ45cm、淡い赤褐色をした土偶である。縄文時代の人の姿が究極に再現された土偶であり、復元が不可能な土偶が多い中、完全な土偶は日本国内では珍しいとされる。均整のとれた八頭身の美しい容貌から、縄文の女神と呼ばれるようになった。
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中空土偶

1975年8月24日、北海道の旧南茅部町でジャガイモ畑から発見された。土偶は、高さ41.5cm、幅20.1cm、重さ1,745gで、中空土偶としては国内最大である。作りが極めて精巧で写実的であり、表面がよく研磨されている。非常に薄づくりで紋様構成も優れていることから、縄文における土偶造形の頂点と評価される。

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仮面の女神

「仮面の女神」の愛称をもつこの土偶は、茅野市湖東(こひがし)の中ッ原遺跡から出土した、全身がほぼ完存する大形土偶。全長は34cm、重量は2.7kg。顔に仮面をつけた姿を思わせる形であることから、一般に仮面土偶と呼ばれるタイプの土偶。今から約4000年前の縄文時代後期前半に作られた。


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合掌土偶

体育座りの格好をした座像形の土偶です。胸の前で両手を合わせて指を組む特異なポーズの特徴を端的に表すために「合掌土偶」と名付けられた。

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# by GannkoOyazi | 2018-09-05 08:06 | Comments(0)

思い出の記 96 レンカク

 レンカクを初めて目にしたのは<2006年のことだった。霞ヶ浦、西の州の干拓地に出現したと聞き、まだ抜けていないことを祈りながら、暗い常磐道を急いだ。当時は、極めて珍しく10例ほどと言われた。2016年には伊佐沼で長く逗留した。
 日本では迷鳥として本州や四国、九州、南西諸島で数回観察されただけだったが、その後記録が増え南西諸島ではほぼ毎年記録されている。夏から秋にかけての記録が多いが、越冬例もある。全長55cm。夏羽では尾が長くなる。夏羽は頭、のど、翼が白、首の後ろが黄色、からだの羽毛は黒褐色になる。冬羽では尾が短くなり、目を貫いて胸まで走る黒い線ができる。からだの背中側の黒褐色もうすくなる。
 後肢の指と爪が非常に長い。湖や池沼等に生息する。長い指と爪によりかんじきのように圧力を分散させ、池の上に浮いたスイレンやヒシの葉の上を歩くことができる。水上に水草等を束ねた浮き巣を作る。繁殖期は5月から9月。繁殖形態は卵生で1回に3-4個の卵を産む。
 繁殖は一妻多夫で、卵とヒナの世話はオスが行う。生息場所は氾濫の危険があるため、タマシギと同じような繁殖形態を発達させたとみられる。ヒナは孵化するとすぐに歩くことができ、さらに泳ぐことや水にもぐることもできる 。レンカクはオスが子育てをするためにオスはメスにとって希少資源である。メスはオスの巣へ侵入し、抵抗するオスの子たちを殺す。オスはその後、メスとつがい、新たな子を育てる。(性的対立)
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2006年 霞ヶ浦
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# by GannkoOyazi | 2018-09-01 08:06 | Comments(0)

思い出の記 95 カイツブリ

 カイツブリが蓮の花のもとに、浮巣を作っていた。カイツブリの子育ては正に、おんぶにだっこの言葉通りの様子を見せていて微笑ましい。
 全長は25-29cm。翼開長40-45cm。体重130-236g。尾羽は非常に短く、外観からはほぼ判別できない。翼の色彩は一様に黒褐色。嘴は短めでとがり、先端と嘴基部に淡黄色の斑がある。虹彩の色は、日本の亜種は淡黄色で、ヨーロッパの亜種は黒褐色。夏季には夏羽として頭部から後頸が黒褐色で、頬から側頸が赤褐色の羽毛で覆われる。体上面は暗褐色。また嘴の色彩が黒く、斑が明瞭。冬季には全体として淡色な冬羽となり、頭部から体部にかけての上面は暗褐色で、下面は淡褐色。頬から側頸も黄褐色の羽毛で覆われる。嘴の色彩は暗灰色で、斑が不明瞭。幼鳥は頭部や頸部に黒や白の斑紋が入り、嘴の色彩が赤い。
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# by GannkoOyazi | 2018-08-29 08:00 | Comments(0)

思い出の記 94 カワガラス

 カワガラスの巣は、とうとうと流れ落ちる滝の中である。下の沢で捕らえた餌を運ぶのも容易ではないところだ。待ちきれないのか、ヒナたちが途中の岩場まで下りてきた。
 留鳥として、河川の上流から中流域にかけてと山地の渓流に生息する。全長は21-23 cm翼開長は約32 cm体重65-90 g。ヒヨドリやツグミより少し小さい。全身が濃い茶色(チョコレート色、光の具合により赤茶色に見えることもある。)の羽毛におおわれているのが名前の由来だが、カラスの仲間ではない。尾羽は短めで黒味の強い焦茶色]。目は茶色で、目を閉じると白いまぶたが目立つ。雌雄同色。くちばしは黒く、足は灰色でがっちりしている。ミソサザイを大きくしたような体形で、短めの尾羽を立てた独特の姿勢をとる。幼鳥は喉から腹にかけて白くて細かいうろこ模様がある。

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# by GannkoOyazi | 2018-08-25 08:09 | Comments(0)

思い出の記 93 ウタツグミ

 ウタツグミは、地味ながら気品が感じられた。ウタツグミは、これまでに数例あるかどうかで、カメラマンが押し掛けていると聞いたが時間が遅かったせいか幾人もいなかった。茅ヶ崎海岸へミサゴの撮影に行った帰りに立ち寄った甲斐があった。
 ヨーロッパからバイカル湖近辺にかけて分布、繁殖している。北方で繁殖した個体は、冬期は西南アジア、地中海沿岸や北アフリカに渡る。 日本では迷鳥で、神奈川県横浜市での観察記録がある。体長約23cm。ヤドリギツグミに似ているが、やや小型である。頭からの上面は灰色みのある淡い褐色で、体の下面は白く黒斑が密にある。雌雄同色。
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# by GannkoOyazi | 2018-08-22 08:11 | Comments(0)

思い出の記 92 クロツグミ

 クロツグミには、なんとなく愛教を感じ好きな野鳥の一つである。また、森の奥から聞こえる朗らかな鳴き声も良い。夏鳥一番の歌い手と称えられる。その歌については、高村光太郎の詩「クロツグミ」に委ねよう。この詩は、光太郎が千恵子を亡くし岩手の山小屋にこもっていた時に、遺したものである。

  クロツグミなにしゃべる。
  畑の向うの森でいちにちなにしゃべる。
  ちょびちょびちょびちょび、  
  ぴいひょう、ぴいひょう、
  こっちおいで、こっちおいで  
  こいしいよう、こいしいよう、 
  ぴい。 
  おや、そうなんか、クロツグミ

 夏に主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬には中国南部まで渡って越冬する。西日本では越冬する個体もいる。体長は22cmほどでツグミよりすこし小さい。日本で記録されたツグミ属の中では、最も小さい種類の一つである。 オスは全身が黒く、腹側は白地に黒の斑点が目立つ。クチバシとアイリングは黄色。 メスは全身が褐色で、胸から脇腹にかけてが白地に黒の斑点があり、腹は白。
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# by GannkoOyazi | 2018-08-18 08:38 | Comments(0)

思い出の記 91 ギンムクドリ

 ムクドリの仲間にもこんなに美形がいたのに驚かされた。体の背面を包む青色の濃淡がシックないろあいで、おしゃれな感じがする。石垣島には毎年、越冬のため渡って来るそうだが、これは都内の公園であり、迷鳥。
 全長24cm(ムクドリと同じ大きさ)。嘴の基部は赤く、先は黒い。足は橙褐色。後頚・背・体下面は灰褐色あるいは青灰色。初列風切基部には、大きな白斑がある。腰と下尾筒は灰白色。虹彩は暗褐色。メスは全体に褐色味が強く、後頚から背はやや色が淡い。中国南東部に分布し、一部はベトナム北部で越冬する。日本では、数少ない冬鳥または旅鳥として記録がある。記録のほとんどは日本海の離島や南西諸島のもので、与那国島や石垣島では毎冬、越冬している。
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# by GannkoOyazi | 2018-08-15 08:25 | Comments(0)

思い出の記 90 ホシムクドリ

 ホシムクドリは、日本では数少ない冬鳥として渡来するが西南日本で記録されることがあると、図鑑に記載される。10数羽のムクドリの群れが飛んできた枯れ木に3羽が混じっていた。ホシガラスのような星斑が鮮やかで、メタリックな羽が光の当たり方で色が変化するのがみられた。念願を果たすことが出来た。枝被りと電線止まりの写真で終わってしまったが、初見初撮りに満足し会の忘年会に急ぎ戻った。
 ホシムクドリ (星椋鳥、学名:Sturnus vulgaris ) は、スズメ目ムクドリ科に分類される鳥類の一種である。名前の由来は、暗い体色に星状の斑点がちりばめられていることによる。
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# by GannkoOyazi | 2018-08-11 08:27 | Comments(0)