アカゲラ(3・21撮影)



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   今日は、都合が出来てバーダーを休んだ。そこで先日の八ヶ岳山麓の、アカゲラをブログすることとする。 実は、このとき妙な感情がおき、今も整理がつかないでいる。それは、清里から小淵沢まで野鳥を探して走り回って、白銀の八ヶ岳や南アルプスの雄大な光景を目の当たりにしているうちに、小さな鳥を撮る意欲が醒めていくのを感じたのだ。山や、風景写真の魅力がよみがえって来たのだ。そんなこともあって、往きと帰りの諏訪と山中湖のヒレンジャクをブログにしたが、八ヶ岳山麓での写真はブログに載せる気がしなかっのだ。
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 アカゲラは、黒い背中に逆ハの字形の模様と、尾筒部の赤さが婚姻色で鮮やかだった。木の幹に縦にとまり、くちばしで幹を叩いて中にいる昆虫やその幼虫を食べるため、幹の周りを忙しなく動き回っていていた。 雌は、頭部の赤色がないので見分けが出来る。

















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# by GannkoOyazi | 2006-04-02 16:14 | アカゲラ | Comments(0)

 緋寒桜とヒヨドリのイナバウワー       

 桜の季節は、鳥ヤにとっても別れの時である。 桜の咲くこの時期になると、街のフィルドからは、しだいに冬鳥が姿を消し、淋しくなってくる。冬の渡り鳥達は、山に戻ったり遠い北国に帰って行くのである。 まもなく残っている留鳥と夏鳥を待つこととなるので、急かされるような思いで、今日もデジスコを担いでフィルドへ向かう。

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 お花見気分も味わいたくて、吉見の八丁湖へ。満開の桜が湖岸をかざっていた。ただ、多数のお花見の人はいたがバーダーは、いなかった。そのはずで、山を登ったり下ったりを繰り返してみたが殆ど野鳥の姿を目にすることが出来なかった。



 先に咲いて、ソメイヨシノと入れ替わるはずの、緋寒桜であるが、この緋寒桜は日陰のためか、花を付けていた。その花に誘われるように、ヒヨドリが飛んできて蜜を吸い始めた。いつもなら、どこにもいるヒヨドリを撮ることはないのだが、ほかに相手をしてくれる鳥がいないのでカメラを向けていた。そんな、こちらの思惑をよそにヒヨドリは懸命に花蜜を貪っていた。 その姿態は、いつもの荒々しさはなく、驚くほど柔軟で優美だった。あの、荒川 静香さんも顔負けするような、反身のイナバウワーを披露してくれた。 ときには、背中を反らせるだけでなく真っ逆さまになって見せてくれた。良くこれで下に落ちないものだと感心するポーズだ。

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                                   ところで、イナバウワーは、一方のヒザは曲げ、もう一方の足は後ろに引いて伸ばした姿勢で、両足のつま先を外側に大きく開いて横に滑る技だそうであり、荒川静香さんのはこの通常のイナバウワーに加えて上体を 後ろに反らせる「レイバック・イナバウワー」と呼ばれるものだそうである。氷上で、そんな演技を行うのであるから、ヒヨドリを荒川選手に見立てては申し訳ないが木上のヒヨドリの姿態も魅力的だった。
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# by GannkoOyazi | 2006-04-01 21:01 | ヒヨドリ | Comments(0)

 ヒレンジャク 3 秋が瀬

  このブログを公開して(1月21日スタート)2ヶ月余りが経ち、この間のアクセス数は、1200件に達している。ブログとして多いのか少ないのか分からないが全く想定外のことで恐ろしい様な数字です。そのつど新しい記録を期待されて、のぞかれる方には申し訳ありませんが、いつも不運続きだったマイ・フィルドの秋が瀬で今日ようやく10羽程の群れを見ることが出来たので、3回続けてのヒレンジャクです。

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 秋が瀬から2週間離れている間に、桜がほころび始め、モクレンが林のところどころで、白いランプのような花を咲かせ、すっかり春の装いに変わっていた。変わらないのは、レンジャクフアンのバーダーだ。 今日も多くのカメラの砲列が、ヤドリギの丘に向けられていた。 朝のうちは、2羽が枝影から出たり隠れたりして気をもませたが、昼近くになって10羽程の群れが来て、一気に活気づいた。ヤドリギの実を食べては、地表の水場に降りたって、喜ばせてくれた。
 

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ヤドリギの実は甘く、野鳥の絶好の餌になり、種子が排泄されるが、このとき種子は粘性を帯びていて、鳥の肛門から簡単に落ちないため、鳥がお尻から糸を引きずりながら飛び、枝や幹に付着する。付着した枝や幹を宿主としてそこで発芽し寄生するのであるがレンジャクがまさに、その働きをしていた。 地面に落ちず
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に無事宿主に付着した種子は、宿主の幹や枝に楔型の根を食い込ませて樹木から水や養分を横取りする。宿主となる木は、したがってケヤキやブナやミズナラなどの落葉高木である。ヤドリギが悪者のようであるが、ヤドリギは常緑樹でありヤドリギ自身も光合成を行っており「半寄生植物」なのである。また、落葉樹の葉が落ちている秋から春までの間だけの居候だし、なによりも鳥達に果実を提供している功績もある。
 フランスの地方では、クリスマス前からヤドリギを玄関などに吊るし新年にその下でキスをすると幸せになるとされ、その風習が今も残っているそうである。
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# by GannkoOyazi | 2006-03-25 20:52 | ヒレンジャク | Comments(0)