筑波山梅園1 オオマシコ

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  例年より、早い梅の便りが各地から届けられる候となり、あの筑波山梅園では白梅も咲き始めたのではないかと思い、これまでなんとなく敬遠していたが、今日はめずらしく早起きして出かけた。もちろん目当てはオオマシコである。いろいろな人の素晴らしい写真を目にして、そのようには撮れないまでも自分なりに撮ってみたくなった。
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 メスは、赤みを帯びた淡褐色で縦斑が目立ち、頭部と腰は紅色が少しある。オスに比べ地味であるが美しいことにおいてオスと遜色ないように思われ、どちらかといえば自分の好みには、あっている。
 オスの成鳥は、なんとも派手な色合いである。桃紅色の体に黒い翼と紅色の羽縁、そして前頭部と喉が銀色と、てんこもりだ。日本の野鳥の中では、数少ない「赤い鳥」である。
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 梅の花ばかりに気をとられていたが、足元にはスイセンが 清楚な花を満開に咲かせていた。
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# by GannkoOyazi | 2007-02-12 02:11 | オオマシコ | Comments(0)

黄昏迫る森の カケス

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 今日はピクニックの森に入ったのは3時過ぎだった。泊りがけの会議から帰宅したとき風もなく穏やかな午後の日差しが残っていたのに誘われて急いで出かけた。
 森の裏から入ったが、直ぐにジャー、ジャーと奇声をあげるカケスが目に入った。頭や腰の羽毛を逆立てて鳴き交わしていた。これは、この時期に、みられるつがいの形成やなわばりの決定などに関係する儀式とされているものだ。
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 カケスはカラスの仲間であるが、薄い褐色の体でノドモトが白くコバルト色の模様と白と黒の混じった美しい羽を持っている。
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少し離れた、枝に飛んできたカケスはドングリの実を足に挟んで食べ始めた。
 カケスは雑食で、木の実や虫を始め、時にはヒナまで捕らえて食ってしまうとのことであるが、枝の上でドングリを夢中でクチバシでほじくっている姿は愛らしい。
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 日中では、警戒心の強いカケスのそんな姿を目にすることはないので、その仕草をゆっくりと見させてもらったあと、静まりかえった森の中に入ったが、陽の落ちかけた森では、もうほかに人も鳥影もなく、カケスが夕日を浴びて、ごま塩頭の先から体中を赤く染めていただけだった。
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# by GannkoOyazi | 2007-02-10 20:05 | カケス | Comments(0)

もうすぐハ~ルですネ ジョウビタキ

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 2月の声を待ちかねたように梅林では紅梅がほころび始め、その香を楽しむかのようにジョウビタキが枝に乗っていた。                     
  そして、梅に春のさきがけを負けじとマンサクが、踊り子の手足のように伸びやかに黄色い4片の花びらを広げていた。まさに、もうすぐ春ですネと、いったところだが春は、そんなに調子良くやっては来ないものだ。まだまだ、今年だって桜の咲く頃の陽気になったと思ったら、とつぜん冬に逆戻りしたりを繰り返し、近づいたり離れたり、まるで野鳥のように気まぐれで、てこずらせることだろう。
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 まず咲くから、マンサクだそうだが、どうやらジョウビタキは、お気に召さないようでマンサクには、寄り付こうともしないで、梅の枝から枝をわたっていた。もっとも、それもこのときはメスの方だけでオスのジョウビタキは梅には、まるで無頓着をきめこんでいて、こちらの思惑のようには撮らせてくれなかった。
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 背中の大きな白い部分が良く目立ち、ことにオスの背の黒い羽は家紋付きの羽織に似ていることから、ジョウビタキは「紋付き鳥」 との別名もあり、気まぐれなどと言って、礼を失してしまった。
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# by GannkoOyazi | 2007-02-02 22:30 | ジョウビタキ | Comments(0)

水を呑む ヒレンジャク

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 ヒレンジャクはヤドリギの実を食べては、直ぐ下の水場に降りてきて、しきりに水を飲む。ヤドリギの実の果肉に粘着性があるためだろうか。旨そうな、飲みっぷりは呑ん兵衛の二日酔いのときのようだ
 長い冠羽と、冠羽の下まで伸びる過眼線と、頬紅をさしたような顔、そのメイキャップと、デップリとした身体つきに、裾模様に似た尾羽など歌舞伎の役者のようだと言ったら、ほめ過ぎだろうか。
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 レンジャクは、群れで行動することが多く、高い梢に鈴なりに連なっていることから 連雀が和名となったが、英名はワックスウィングであり、これは風切羽の先端の赤い部分がロウ物質であるからである。
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# by GannkoOyazi | 2007-01-27 18:14 | ヒレンジャク | Comments(0)

北本で ベニマシコ

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 このところ、ご無沙汰している「北本自然観察園」に、今日こそは朝から行ってみるつもりでいたのに、アリスイをもう少し気に入ったものを撮りたくて「秋が瀬・ピクニックの森」に立ち寄ってしまった。アリスイは、たびたび姿を見せてくれたものの、いずれも遠くの枯れ草や枝被りの所ばかりで写真にならなかった。 ここでも北本にベニマシコが出ているとの情報を聞き12時になって、あわてて北本へ移動した。
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 着いて直ぐに、アワダチソウの枯れ花に留まり種を啄ばむメスのベニマを撮影する一団の人たちの中に加えていただき撮ることができた。このメスのベニマは、食べるのに夢中なのか、カメラに囲まれながらも体の向きを変えたりしてくれてサービス満点だった。
 『赤いのは、いないの』と顔なじみに聞けば、『オスはあんまり今日は出てないが、梅林の方で見たよ』と教わったが、すでに枯れ草の中に隠れこんでしまったのか、見つからず探し回った。
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 3時を過ぎて誰もいなくなった頃になって、ひょっこり目の前の茎に留まった。それもほんのワンタッチといった感じでシャッターを一回切るのが、やっとだった。なんと、さっきのメスに比べてオスは無愛想なことか。人間みたいに。
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 それでも、帰り際に隠れるように下枝に留まってじっとしているのを撮らせてもらったのだから、文句は言えない。
 ベニマシコは、長くて外側の白い尾羽とつばさの2本の白帯がメスもオスも良く目立つアクセントになっている。そしてオスはイチゴミルクのような赤い体に顔と喉が銀色で風格があった。

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# by GannkoOyazi | 2007-01-21 21:34 | ベニマシコ | Comments(0)

初撮り アリスイ、今季初のヒレンジャク

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 秋が瀬に待望のヒレンジャクが週始めの10日頃に到来したことを知ったものの、週末になるのを待つしかなく、その土日も空いているのは半日ずつだった。
 そこで、土曜日はレンジャクは落ち着かないだろうと決めて、3度目の正直に期待してアリスイ狙いで、ピクニックの森にしたものの、またもアリスイにお目にかかれず、とうとう一度もシャッターを切らずに、引き上げ用事を果たしにむかった。そして、今日こそはアリスイを、の思いもあったが、レンジャクに早く会いたい気持を抑えきれずに子供の森へ、まず足を運んだ。
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 子供の森に8時前に入ったが、すでに20人程の人たちがカメラを据えていた。すぐにメタセコイヤの天辺に一羽がとまっているのが見られ、その後直ぐに高い梢に3羽が留まったが、肝心のヤドリギに降りず、気を揉みながら待つた。
 しばらくしてようやく良いところに出てきて、ヤドリギの実を啄ばみ始めたのを、何とか写真におさめることが出来た。 今季最初のヒレンジャクとしては満足であり次の飛来を待たずに、この調子でアリスイをと、今日は諦めていたのだがピクニックの方に移動することとした。

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その足を、水場の縁の木に乗ったルリビタキが止めた。

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   ピクニックのアリスイポイントについた時に、いままでいたのに・・・と言われた。またしてもダメかとの気持と、今日はともかく出たのだから希望が持てるとの思いが交差する。12時まで残された2時間に賭けることとした。そして諦めかけたそのときに、アリスイは枯れ草の上に姿を現してくれた。
 アリスイは、体は褐色と黒で、灰色の複雑な斑紋があり、頭上から背の中央を黒い線が走る。枯れ草の上でキイー、キイーとモズに似た鳴き声をあげる。キツツキの仲間であるが、アカゲラを始めて目にしたときほどの感激は起きなかった。これで、午後からの、とりはとりでも相撲取りを心置きなく見に行ける。大相撲初場所の見物に誘われて行くことになっている。今日は、初撮りのアリスイ、今季初のレンジャク、大相撲の初場所と、三つの初が重なったハッピーサンデー。
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# by GannkoOyazi | 2007-01-15 00:03 | アリスイ | Comments(0)

七草にちなんで

   アリスイを撮りたくてピクニックの森へ今日は直行して半日ほど構えていたのであるが、アリスイは全く姿を見せなかった。昨年からアリスイには嫌われているようで、なかなかお目にかかれない。仕方がないので、今日は新年7日、七草粥で疲れた胃を休める慣わしとか、それにちなんでと言うわけでもないのだがアリスイ待ちの間と、子供の森で今日撮った小鳥が、たまたま7種だったので、全部をアップ。  新年そうそう苦しいけれど、これも何かの縁かと前向きにとらえることとした。

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(上から:カワラヒワ・シメ・アオジ・カシラダカ・アカゲラ・シロハラ・メジロ)


# by GannkoOyazi | 2007-01-07 18:46 | ベニマシコ | Comments(0)

撮り初め アカゲラ

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三が日ぐらいは鳥撮りを遠慮するつもりでいたが、明日は恒例にしている歌舞伎座へいくこともあり土日までは、とうてい我慢が出来ず、息子と娘の両夫婦が帰ってくる前の午前中ならばの思いにそそのかされ、いささか気がひけたが、秋が瀬に初撮りに出かけた。さすがに少なめではあるが、三脚を担いで歩いている人もけっこういたので妙に安心する。
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 初シャッターは、さいさき良く森の入り口で迎えてくれたモズになった。ただその後が続かなかった。鳥さんも正月休みか、鳴き声も少なくカラスだけが大きな顔して飛びまわっているばかりだった。それでも、一回りするうちにカケスが落ち葉を漁っているところで次のシャッターを押せた。それに気を良くして、アカゲラのポイントに腰を落ち着けて待っこととした。
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 モズとカケスで初撮りは時間切れかと思い始めていたときに目の前の木にアカゲラが。それも赤いベレー帽を被っっている。オスだ。独りで倒木に腰掛け2時間待った甲斐があった。
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 さっきまで、正月そうそう寒さに耐えながらいったいなにをしているのだ、との思いに駆られていたくせに、ワクワクと気持を弾ませるのだから我ながらそのかわりように呆れる。それで、欲張ってピクニックの森に帰りしなに寄ってみたがここで、アリスイとはいかなかった。朝から来ていた人は良い初撮りができたと、喜んでいた。さしあたってアリスイを課題として今年をスタートとする。


# by GannkoOyazi | 2007-01-02 16:03 | アカゲラ | Comments(0)

 今年の最後に ルリビタキ

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 ルリビタキの♂をようやく撮ることができた。この冬の秋が瀬は、ウソやゴジュウカラなど秋が瀬では見ることが出来なかった鳥たちで大賑わいだったのだが、唯一の不満はルリビタキがメスをみることがあってもオスはなかなか撮らせてもらえなかったことだった。今年最後の鳥撮りで、写真になるところに姿を現してくれた。一緒に撮っていた人も初撮りと言っていたので、その思いは同じだったようだ。 なんとラッキーなことだろう。これで心置きなく年を越すことができそうだ。
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 しかも、背のルリ色と、脇のオレンジ、腹部の白が溶け合った見事な成鳥なのだから嬉しさは格別だ。
 ルリビタキのオスは一年ほどメスと同じように目立たない色をしている。これは、成鳥と同じルリイ色になると、大人のオスからライバルとして攻撃を受けるので、それを避けるための戦術だと解釈されている。
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  一月末から始めました拙作のブログも72回目のアップとなりました。今年はこれを最後とさせていただきます。自身の鳥撮りの記録と勉強のために毎週更新を誓って始めましたが、実際のところどこまで続けられるのか不安一杯のスタートでしたが、ほぼ一年間、予想以上の更新をしながら継続できました。これは、これこそ予想もできなかったことでしたが14,000件にもおよぶアクセスを、遠くは北海道や熊本のアクセス地域からまでいただきましたことや、100通を超えるコメントの交換をさせてくださったこと、ほかにもメールをくださった方々の皆様のお陰です。ご高覧くださいました皆さん本当に有難うございました。これを励みに来年こそは少しは、ましな写真をアップできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
 最後になりましたが、どうぞ良いお年をお迎えください。





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# by GannkoOyazi | 2006-12-29 21:20 | ルリビタキ | Comments(0)

 シメとシロハラ

 昨日も今日も午後から用事があって、というよりも正直なところ用事を午後にまわし、朝のうちだけマイフイルドに。こんな時は、10分ほどで秋が瀬へ入れる近さが有難い。ただ、無理して出かけたのに、両日とも収穫は少なかった。ことに昨日は、アカゲラ待ちで殆どの時間を費やし、空振りに終わってしまった。今日は、これまで余り目にしなかったシメが何故かよく遊んでくれた。今年の鳥撮りを、もう締めにしたら、ということだろうか。

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 昨日に懲りて、今日はヤドリギの下の水場で腰を落ち着けることとした。さすがに年末のためか訪れる人も僅かでここで 鳥待ちをする人もなく独りきりだった。
 寒さと時計を気にしだしたとき、シメが止まり木に飛んできた。さらに下で水を飲んだり、落ち葉をひっくり返して餌を探し始めた。シメは、なかなか凝った色合いで身を包んでいるものの太目の身体つきは隠せずスマートさに欠けるのが特徴的だ。
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 その後シロハラが現れて同じように枯葉を動かしては草の実や虫などを啄ばみはじめた。これでアカハラが出てくれれば文句なしなのだが残念ながらタイムアップ。
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 冬日が落ち葉の溜まった道に木々の長い影を描いていた。  その陽だまりを楽しむかのようにシロハラが路上に出ていた。それを見ながら来客を待たせてハラグロにならないよう帰宅を急いだ。
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# by GannkoOyazi | 2006-12-24 18:58 | シメ | Comments(0)

 赤い鳥を探しに ベニマシコ ( 12/16)

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 赤い鳥を見たくて宮が瀬に遅まきながら出かけた。オオマシコはもう抜けてしまったとのことであったが、筑波まで行くフアイトが沸かなかったのと、ベニマシコも今期まだ見ていないので近場の方の宮が瀬にした。宮が瀬も初めてのところで、期待していたのだが、観察する場が林道の法面であったのは少し期待とことなっていた。
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   ビジターセンターの裏から駐車場を抜け早戸川林道をダム湖を右に見ながら20分ほど進んだトンネルの手前にカメラマン数人が構えていたので、仲間に加えていただいた。ここの山側の斜面の林と枯れ草の所に先週まではオオマシコモみられたとのことだった。しばらく待つと、ベニマシコのメスが湖岸の方から飛んできて斜面の林に入ってきた。その後、オスも二羽が来たが小枝がかぶり、すっきりとした写真にはならない。それでも、見られただけ良かったよう だ。後から次々に大勢の人が林道を登ってきたが、満足に見ることが出来なかったようだ。最初にいた人もここをあきらめてミヤマホオジロのポイントの方へ移動してしまった。今日は、なんとしても赤い鳥を撮りたかったので、独りになっても、その場所を離れず待ち続けた。
 ベニマシコの名の由来は、紅猿子の字が当てられるように、赤い顔が猿のようだからとも、鳴き声が猿のようだからとも言われる。

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# by GannkoOyazi | 2006-12-17 00:35 | ベニマシコ | Comments(0)

 不作を・・・コゲラで

 土曜日は一日雨が降っていたので、鳥撮りは休み。休日に一度もカメラを手にしなかったのは、いつ以来だろうか。買い物に出かけたり、カレンダーを作ったりして、久しぶりにのんびりと過ごした。その気分が延長し、いい天気だというのに今朝ものんびりしていて、鳥撮りに出るのが遅くなってしまった。

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 それで、鳥さんにあいそをつかされたのか、相手になってくれる鳥さんがなかなか見当たらなかった。こんな時は、じっくり一箇所で待つべきなのに焦って動き回った挙句に、秋が瀬をあきらめ、午後には北本へと場所を移動するが、ここでも空振りだった。 鳥撮りは、朝が肝心なこと、ハシゴはダメなことを何度も経験しながら少しも学習効果がないのに、我ながら呆れる。それでも、ダベッタリ、半年ぶりに訪れた北本で懐かしい人たちに出会えたのだから満足である。
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 アオジの姿に誘われて入った枯れ野でコゲラが草の茎を突付いて中の虫をおびき出していた。いくら小さいとはいえ茎が折れないかと思うほど頭を振ってはクチバシを打ち付けていて、そばによっても作業を熱心に続けていた。お陰でいつもは木の幹を見上げてみる姿を目の前でとっくりと見物できた。

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  この日の不作をコゲラとともにカシラダカとアオジが補ってくれた。今年はウソやゴジュウカラなど普通では見られないような鳥が見られる代わりに、アオジやジョウ
ビタキ、ルリビタキなどの姿が少ないのはどうしたことだろうか。この冬が昨年のように淋しくならないと良いのだが。
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# by GannkoOyazi | 2006-12-10 18:41 | コゲラ | Comments(0)

 晩秋の秋が瀬 ・ その2

 晩秋の「秋が瀬・子供の森」で、アカゲラやゴジュウカラを待って今日も一日中を過ごした。その目当てが現れるのを待つ間や、途中でいったんあきらめかけたりしたときにヤマガラやコゲラ、カシラダカなどが遊んでくれた。その鳥たちをアップしないのは公平性にかけるようで申し訳けないのでアップします。

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 アカゲラポイントの林の縁の草原にシジュウカラに混じってカシラダカやヤマガラが草の種を啄ばんでいた。
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  カラスウリが枯野にまだ赤い姿をとどめているのを見つけたメジロが熟したカラを破って食べていた。



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 コゲラが自分もアカゲラ同様キツツキの仲間だと訴えるように、同じ林で幹を突っついていた。
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帰る車に戻るときモズの若が見送ってくれるようにそばに飛んできた。そう言えばモズの高鳴きを、もう聞かなくなった。









 

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# by GannkoOyazi | 2006-12-03 22:31 | コゲラ | Comments(0)

  晩秋の秋が瀬・アカゲラ、ゴジュウカラ

 師走に入った最初の日曜日の「秋が瀬」は朝方の冷え込みは、さすがにきつかったが、このところずっと暖かかったので冬というよりも晩秋の趣を残していた。その森でのんびりと朝の7時から3時までの8時間を過ごした。たいした写真が撮れないのはいつものことだが、幸せな日曜日だった。

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 今日はアカゲラとゴジュウカラ狙いで子供の森のなかではでは一番に開けた場所にあるアカゲラポイントに朝7時に三脚を立てて出を待った。昨日は7時半には姿を見せたということだったが9時になっても一向にアカゲラが現れる気配がなかった。
 朝早くから待ち続けている十数人のカメラマンを気の毒に思ってか、ゴジュウカラが、その林に飛んできてくれた。そして、木々を飛び交うゴジュウカラを追い求めながら撮っていたときになんと、アカゲラが現れてくれた。                                  
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ゴジュウカラは、ウソとともに今年の秋が瀬を、にぎやかに盛り上げてくれている立役者だ。どちらもこれまで秋が瀬にほとんど姿を見せることがなかったそうだ。山に遠征もしないで撮れるのだからなんとも有難いことである。ただ、これも山では極端に木の実が実らなかったことや、温暖化の影響だとすれば喜んでばかりはいられないのかもしれない。  
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# by GannkoOyazi | 2006-12-03 20:37 | アカゲラ | Comments(0)

 アカウソ

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 今日もウソに振り回された一日だった。いえ、生活のことじゃなく鳥撮りのことです。大挙していたウソも、このところ数がだいぶ減ってきたうえ5,6羽づつの群れに散らばって行動するようになってきているようだ。その群れの 来そうなポイントを求めて、あちこち動き回った。
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 7時過ぎに「秋が瀬・子供の森」の駐車場から中に入らずに外側の道沿いに野鳥の森に向かった。草原はまだ霜を宿し寒々としていたが、フイー、フイーという鳴き声がしたので、まずはそこに三脚を立
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てた。すぐに数羽が飛んできてカナムグラの実房をむしりとるようにして、食べ始めた。カナムグラの実はビールの原料に成るホップの仲間であるから、旨いのかもしれない。
 百人一首に「やえむぐら茂れる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋はきにけり」と歌 われるヤエムグラは、カナムグラの間違いとされる。(秋にヤエムグラは茂っていない。)葎(むぐら)は蔓性の草の総称でありカナはカネの意で蔓が鉄のように硬いことからであるが硬いだけでなく棘があり人がそんな茂みに入ったら大変なことになる。
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 ウソはオスが頬からのどにかけて紅色で腹部は灰褐色であり、メスは頭部が黒く体はのどをふくめ灰褐色である。また、冬鳥として渡来する別亜種として胸が淡い紅色を帯びるアカウソと、下部全体が紅色のベニバラウソがある。
 秋が瀬の群れの中にも、赤いウソがいるが、どっちなのか断定は避けておく。真っ赤な嘘にならないように。
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# by GannkoOyazi | 2006-11-25 18:23 | ウソ | Comments(0)

 2 マヒワとウソ

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  ピラカワだけでは、余りにも変わり映えしないので本日2通目のアップ。
 2週間ぶりの秋が瀬であったが、金山の調整池のカワセミの出が遅く子供の森には、お昼近くになってしまった。聞けば今朝の子供の森は、マヒワやアトりやウソの群れで大賑わいだったとのことであった。ただそれも朝のうちのことであり、この時間になっては、残念なことにその群れの姿はすでになかった。鳥撮りは、タイミングとツキに大きく左右されるようだ。半ばあきらめてソウシチョウが、ヤドリギの丘下の涸れた水場にいたのでカメラを向けていたときに突然、数羽のマヒワが飛んできたが、ほぼ同時にヒヨドリが現れ一瞬のうちにマヒワは飛び去ってしまった。せっかくのチャンスが失われてしまい、ツイテいない。
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  それでも、わずかではあるがマヒワをアップでシャターを切ることが出来たので気を取り直して、ウソを探して歩いた。 ウソは森の外れのゴルフ場との境の草むら奥の林に残っていた。
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 日陰で暗く、シャッタースピードが上げられず、ブレブレの写真ばかりになってしまったが、ともかく撮れたことで、我慢しよう。ウソを秋が瀬で撮れるとは思っていなかったのだから。
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# by GannkoOyazi | 2006-11-19 21:44 | マヒワ | Comments(0)

1 ピラカワ 4 (11/18撮影)

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  ピラカワは、4回目のアップになってしまい変わり映えもしませんが、ご覧いただければ幸いです。ピラカワをどうしても撮りたいと、最近鳥撮りを始めたばかりの人から案内を頼まれ、「秋が瀬」に入る前に行った。
 7時頃について3時間ほど待って、狙いのポイントに止まってくれた。何度見ても 、その美しさには感動するが同時に写真にすることの難しさを感じさせられる題材だ。どうしてもこのポジションのカワチャンを撮ろうとすると、日の丸弁当の構図になってしまうので、今回はピラカンサスの実を主にしてみた。その後、さらに次のチャンスを待つ友人を後にし「秋が瀬」に一人向かった。秋が瀬については別にアップ。                                                                                                
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  ヒヨドリにとっては、この実は大事な食料の一つなのであろう。青空のもとで嬉しそうに赤い実を啄ばんでいた。
 その下の池ではオナガガモが、赤い実の映る池面をゆらしていた。
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# by GannkoOyazi | 2006-11-19 18:38 | カワセミ | Comments(0)

 篭脱け鳥・ソウシチョウ

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 ソウシチョウは、野鳥ではないが今「秋が瀬」に 10羽ほど群れている。ガビチョウと同様に篭脱けと称されるうちの一種である。
 中国南部からミャンマー、ヒマラヤにかけて分布し、もともとは、ペットとして輸入され飼われていたものであるが、1970年代後半から日本の野山に帰化したことが観察されているとのことである。以前に筑波山の山頂付近で大群を目にしたことがあったが、とうとうこんな身近にまで進出してきたことに脅威を感じる。
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 ただ、見る分には日本の森には色合いが派手すぎる気がするが、きれいで可愛い鳥だ。ソウシチョウはオスとメスを分けるといつまでも鳴き交わすことから相思の字が当てられソウシチョウと命名されたとのことである。

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 この日(11日)は、ヤマセミ情報をいただいた矢板へ泊りがけで行くことにしていたので、予報よりも雨が早く降り出したことで思い切り良く、向かうことができた。情報をくれたのは釣り宿の主人で鳥のことは素人で部屋の窓から見える所にヤマセミが来ているというのは、少し旨すぎる気がしたのと、週末組としては、このところ絶好調の「秋が瀬」を二日とも空けるのに躊躇があった。ヤマセミは飛ぶ姿を一瞬だけ見られただけだったが、久しぶりにのんびりと温泉につかり本を2冊読めたのでそれなりに満足した日曜日だった。唯一、撮ったカシラダカ。同じスズメ目であるが、やっぱり派手なソウシチョウより、この渋さが好ましい。
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# by GannkoOyazi | 2006-11-12 18:54 | ソウシチョウ | Comments(0)

妙高秋色 ミヤマホオジロ、ゴジュウカラ

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 秋の趣を求めて戸隠と妙高に遠征した。 戸隠高原は昼少し前になって着いたこともあり散々だった。また遊歩道を観光客が闊歩していて、鳥見の気分もそがれてしまい早々に目的地の妙高へ車を向け、懇意にしていただいているペンション(スノーグースhttp://www31.ocn.ne.jp/~snowgoose/)のお世話になった。
 今年は極端に山の木々の実が少なく早々と鳥たちは里へ降りてしまったとのことであったが、このペンションの庭や周囲の森は、アップしたほかにもアカゲラ、アオゲラをはじめカシラダカやヤマガラなどこの時期のたくさんの鳥が楽しませてくれた。
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都市型公園でのバードウォッチングは手軽で良いが、いささか欲求不満のようなものを感じだしていた。鳥見だけならば、ことに今シーズンはその必要がないくらい秋が瀬をはじめとする平地でも十分充実している
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のだが、へそ曲がりな性格からか同じ鳥 をどこで見ようが変わらないのだが、山や森の大きな自然に触れて 鳥見がしたくなる衝動にときに駆られることがある。 結果的には、身近に「秋が瀬」という好フイルドがある幸せを再認識した。
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 ミヤマホオジロが、いきなり梢に飛んできて鳴き声をあげた。黄色の冠羽が鮮やかに秋日を跳ね返していた。ゴジュウカラは写されるのを拒否するようにせわしく幹を頭を下にして動き回り、ヒガラも、ジョウビタキも簡単には撮らせるものかとばかりに一瞬のうちに飛び立つ。なんだか山で出会う鳥達は威勢が良いように思われる。
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# by GannkoOyazi | 2006-11-04 23:46 | ミヤマホオジロ | Comments(0)

 憧れのノゴマ

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 憧れの鳥は誰しも数々あるが、その中に必ずノゴマはあげられるであろう。
 ノゴマは、北海道や本州北部の一部の山に夏鳥として渡来し、そこで繁殖する。だから、通常は北海道でなければ平地でノゴマに出会えることはないのであるが、北海道で夏を過ごしたノゴマが冬を前に南下する渡りの途中で、羽を休めるため、いっとき決まって東京湾臨海や荒川河川に、その姿を現してくれる。それも毎年、ほぼ決まった時期に決まった場所であり、渡り鳥の正確なコンパスと暦には、ただ驚くばかりである。
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 葛西臨海公園は、三日間いただけであり情報を得たときは抜けた後だったが、荒川土手(川島・埼玉)には、二十日程もとどまっていてくれたお陰で撮ることができた。 撮ったのは29日である。情報は得ていても週末限りのバーダーであり、なかなか足を運べず、何とか間に合った。
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 ノゴマは、オリーブ褐色の体で白く明瞭な眉と顎線、赤い喉がエプロンをつけたような姿を見せてくれた。さえずる時は、この喉の赤い袋をいっぱいに膨らませるそうであり、繁殖期のそんな様子を北海道の原野
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で見てみたい欲求が、いっそうつのる思いがした。ノゴマは、野駒と表記されるようにコマドリと同じくその泣き声からの命名である。さえずりは、「チーチョ、チョチ、チロロ、チリリ」 でよくとおる高い声で鳴き続けるが、地鳴きは、「ヒッ ヒッ ヒッ」と高かったり、「クヮックヮックヮッ」と低かったりである、そうだ。
 ノゴマの出を待っている間に日が傾き後ろの野原のカワラヒワを照らす。
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# by GannkoOyazi | 2006-11-01 21:40 | ノゴマ | Comments(0)