花の山稜・蝶が岳 1 明神~徳沢



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 梓は、穂高と槍ヶ岳の雪解け水を集め、澄みきった流れを蛇行させていた。
 山に親しみ始めて40数年、この道を何度、いや何十度となく辿ってきた。それも、そろそろ終わりにするつもりでいる。良くここまでたいした怪我や事故もなくこられたものだ。
 ただ近頃は体力・気力的にも、単独行の登山は、きつくなってきた。さりとて、今流行のツアー登山など頑固親父ゆえ認めがたい。最近になって始めた探鳥の趣味に、きっぱりと切り替える潮時かなと思い始めている。今回の山旅は、そんな気持ちを整理 するためである。その山に、槍ヶ岳と穂高連峰に間近で対面できる蝶ヶ岳を選んだ。



 探鳥を期待されてブログを開いて下さった方には、申し訳ありませんが3回に亘って山と花にさせていただきます。管理人のわがままをを、お許し願います。



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  今回は梓川の左岸を行き明神池から徳沢へ。
 今朝6時30分の新幹線に乗って長野からバスで上高地に11時に着いた。
 今日は徳沢園に初めて宿泊する予定である。徳沢園は、あの氷壁の宿である。
 いつもは足早に通り抜けてしまう道であるが、ゆっくりと流れを見下ろしたり、森のふちに咲く野の花を撮りながら歩く。花の最盛期を過ぎているのが残念。
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 明神池では鴨 が岩魚と一緒に泳いでいたので思わずカメラをむけてしまう。   



 明神までは、登山者よりも一般の観光客のほうが多いくらいで、上高地の変貌振りに、戸惑わされたが、徳沢はキャンプのテントが多く張られてはいるが、落ち着いた雰囲気に包まれていて、ほっとした気分になれた。いまさら、昔日の上高地や徳沢の面影を求めることが間違いなのだろう。 



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# by GannkoOyazi | 2006-08-10 10:58 | 野草 | Comments(0)

 南方からの珍客レンカク



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  レンカクについては、山渓の名鑑に、こう書かれている。『長い足指を持ち、水草の上を歩き回る細い体の水鳥。東南アジアから台湾にかけて分布する。日本には迷鳥として稀に出現し、主に西日本で観察されるが、記録は10例に過ぎない』
 7月に奈良に現れ伸び始めたばかりの稲の間を歩むレンカクの写真を目にし、その美しい姿に、驚くとともに、よっぽど夜行の高速バス に飛び乗ろうかと思い悩んでいるうちに、姿が見えなくなったと聞き、なにやら残念なようでもあり、ホットしたような奇妙な気分でいた。ところが、なんと霞ヶ浦、西の州の干拓地に出現したと言うビックニュースを先週耳にしたのであるが、暇が取れず、ようやく今日になって、まだ抜けていないことを祈りながら、暗い常磐道を急いだ。
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                                     夏羽のレンカクは、頭部から前首が白く、首の後ろが鮮やかな黄色に彩られていて、日差しに輝き美しい。冬羽では、首の後ろの黄色の飾り羽もなく体の上部は褐色でおおわれているとのことである。
 また、なによりも驚かされたのは、水に浮いたハスの葉の上をスタスタと動き回る様子であった。見ていて、あっけにとられる。レンカクが乗っても、全く葉が傾くこともなく浮いたままである。その秘密が、このバカデカイ足だ。これでうまいこと重量バラ ンスをとっているのだろう。
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  餌は、水草の根や実のほか、昆虫や甲殻類などを食べるとされているが、下の写真では、魚かエビを捕らえて食べたように見えた。
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# by GannkoOyazi | 2006-08-04 20:42 | レンカク | Comments(0)

 シロハラクイナの親子

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 あのシロハラクイナに5羽のヒナが誕生した。ちょこちょこと親の後を追うヒナがなんとも可愛い。
 シロハラクイナは日本では沖縄や西表島を中心に棲息し、近年では少しずつ棲息範囲を広げつつあるとはいえ九州や四国の一部までであり関東では2002年の神奈川・三ツ池や04年の臨海公園など数例に過ぎないようである。
 そのシロハラクイナが繁殖までこぎついたのは県内はもとより東日本で、初めてのこと。快挙だ。あのオガワコマドリより、はるかに貴重な記録とのこと。
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 葦の中の営巣から毎朝6時頃に、稲田に姿を現し、田のあぜを渡って幾つかの田でほぼ一日を過ごし、夕方近くに再び葦の中へ戻るパターンであり、そのときに途中の水が溜まった休耕田で、水浴びをして見せてくれる。このシャッターチャンスを狙って昨日の午後4時頃からと、今朝も5時過ぎに土手に立った。土手にはすでにカメラの砲列があって、驚かされる。

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                                        今朝のシロハラクイナは、葦の中からいきなり道端の水溜りへ親鳥が出てきて、しばらく水浴びをしたり毛繕いをし、そのあとヒナを連れ出して稲田に向かった。
  そのときの様子が上の写真であるが、ヒナは草に隠れて、あまり姿を見ることができなかったが、5羽の無事な姿を確認し、一安心する。 きのう聞いた話では、イタチがいて、親が撃退したとのことであった。ヒナは、真っ黒な小さな体で親の周りを元気よく動き回っていた。



      日本野鳥の会埼玉県支部による記録
 6月14日に観察されて以来、二羽観察され季節的に繁殖の可能性が期待される。
 7月 9日抱卵交代と思われる行動が観察される。
 7月22日アシ原内で雛が生まれ、餌を運んでいると思われる行動が観察される。
 7月23日朝から同様な行動が見られ、11時40分頃、アシ原の下から親に連れられた5         羽のヒナが初観察された。

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# by GannkoOyazi | 2006-07-30 10:36 | シロハラクイナ | Comments(0)

 アオバズク 7/22撮影

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                                                            アオハズクが営巣していた北本の、ある宗教団体の園内でヒナの姿が見られるようになった頃なので、梅雨の合間に出かけてみた。
 ただでさえ、緑葉に覆われた暗い梢であり、雨模様の天候なので、少しでも明るい所に出てきてくれるのを祈るような気持ちで待ったが、夜行性のアオハズクは、 頭巾をかぶったような頭に丸い顔で大きな金色の目を開いて、ただじっとして動く気配がなかった。
 まだ、褐色の縞模様がはっきりしないヒナは毛糸 のおもちゃのような茶目っ気のある姿を見せてくれた。無事に巣立った4羽のヒナの姿が確認できた。
 アオハズクの名は、青葉の頃に渡ってくることから。鳴き声は、「ホー、ホー、ホー」であり、一般にフクロウが鳴いていると思われている、あの鳴き声はアオハズクである。
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   下の写真は、蛇に襲われ一瞬だけ明るい下の枝に留まったもの。襲ったのはアオダイショウで地面に落ちた。

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 実は、17日に「ハス池3」をアップした途端にパソコンがトラブッテしまい、どうしてもBIOS画面になったきりでWindousが立ち上がらなくなってしまった。現在そんなわけでパソコンは入院中である。いつ修理から戻るか今のところわからない状態。パソコンが手元になくなってみて、いかにパソコン中毒にかかっていたかがわかった。 それで、会社のノーパソを借りてきて急遽セットアップした次第。
 幸い写真等の私にとって大事なデーターは外付けのハードディスクにコピーしてあったので泣かずに済みました。このアオハズクは、そのパソコンによってアップ。
   


# by GannkoOyazi | 2006-07-26 20:58 | アオバズク | Comments(0)

ハス池 3 カワセミの獲物



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 ハス池を1~3に分けてアップ。飛び物に挑戦したくデジスコを一眼にかえたのであるが、池畔からは、ハスの葉に被われ水面が見えず結局止まりものとなった。
 カワセミは、近くの川に営巣していてハス池には採餌のためにやってくる。
 池に飛んできたカワセミは、まず池畔のフェンスか樹に留まった後、池面に近いハスのつぼみに渡る。大きなハスの葉の下のつぼみをえらぶことが多いのは、日陰だからと言うわけじゃなく影を落とさないためだろう。
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 つぼみを離れた一瞬後に屋根に留まったカワセミは大きな魚を咥えていた。

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のけぞるように上を向き、魚の尻尾の方に咥えなおし首を振って足元の柱に何度も叩きつけた。大きな獲物の場合、骨を砕き呑み込みやすくするためである。

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その場で食べるときは頭から呑み込むのであるが再び咥えなおし尾の方を半分ほどしっかりと口に入れ森へ飛び立った。



 
 








         




# by GannkoOyazi | 2006-07-18 13:00 | カワセミ | Comments(0)

 ハス池 2 ハス池の仲間たち

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 ハス池は、当然のことながらカワセミだけではなく多くの鳥や虫たちが棲息の場としている。、ほんの半日ほど池畔にたたずんでいただけであるが、そんないくつもの姿を目にする
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ことが出来た。                 ゴイサギが、池畔の大きな樹からハス池中央の飾り家に飛び降りてきた。池の魚を獲りながら、時には何時間もそこに居続けることがあるそうだ。。ゴイサギがいると、カワセミなどが警戒して池にあらわれないから、ここでは嫌われ者である。幸い、今日は半時ほどで、満腹になったのか引き上げてくれた。
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                                         カルガモが、3羽の孵ったばかりの雛をつれて、ハスの大きな葉っぱの下を縫うように散歩?をしていた。雛は親鳥の心配そうな様子をよそに、ちょこちょこと葉の上に乗って遊んでいるように見えるのが、なんとも可愛い。先日、2羽の雛が目の前でアオサギに襲われ食われるのを目撃したが、どうすることも出来なかったと、教えてくれる人がいた。
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 鮮やかな真っ赤なトンボが丸まったハスの葉に羽を休めていた。赤トンボと通称されるアキアカネに対し、これはナツアカネで太目の胴が特徴。

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 蝶のように、広い羽を待ち、飛び方もひらひらと舞うように飛ぶことからチョウトンボと呼ばれるこのトンボは7・8月の限られた時期にだけみられるとのことである。日の光に当たると、ブルーやグリーンに羽が輝いて美しい。この2種のトンボのほうがカワセミよりも、稀少な出会いであったようだ。
                






# by GannkoOyazi | 2006-07-16 23:42 | 野草 | Comments(0)

 ハス池 1 カワセミ

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 お盆なので、ハス池に足を運んだ。今年は、どこもハスの開花が10日ほど遅れているとかで、ここでも葉の上に花茎が伸びていない花が多く見られ、今年の咲きぶりは、良くないとのことだった。ただ、こちらの目当ては、そこに飛来するカワセミである。このハスとカワセミの取り合わせは、ハスカワと称されて写真の格好の題材となっている。現地に着いたのが8時過ぎになってしまい、心配したが午前中に3度ほど姿を見せてくれた。
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 カワセミは、清流に棲む鳥として自然環境のシンボルともされているのであるが、最近になって都市部の公園の池や、河川でも良く姿が見られるようになった。これは、水質が良くなり餌となる魚が豊富にな
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ったこともあるが、なによりもむしろカワセミが環境に順応したからだと言われる。清流のイメージから離れたところでも棲息するカワセミはもはや「新カワセミ」と考えることとすると言う人もいるくらいである。
 棲む環境ばかりでなく、年に一度だった繁殖行動が複数回になったりして個体数が増えている反面、同じ個体を二年以上同じ なわばり内で確認することができなくなってしまい、寿命がは短くなっていることが観察されているそうだ。懸命に過酷な環境に順応しているカワセミに、安直な餌付けなど絶対に慎み大事に見守ってほしいものだ。
  ここでは、一日に3、4度のシャーターチャンス待って待機するカメラマンの心意気に救われる思いがした。



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# by GannkoOyazi | 2006-07-16 21:41 | カワセミ | Comments(0)

 ヨシキリとハンゲショウ

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 天気予報を見るとどこも傘マークばかりなので、溜まった本でも読むことにして、この週末は家にこもっていようと思っていたが、やっぱり少しでもデジスコをのぞかないことには、落ち着いていられなかった。
 9時過ぎになって秋が瀬のピクニックの森に行ってみた。ピクニックの森に入ったのは3ヶ月振りぐらいになろうか。木々の緑と草が生い茂り、まるで違った所に入り込んだような錯覚を感じさせられた。予想通り、鳥の鳴き声もなく森は静まりかえっていて、一人の釣り人とバードウォチャー、蝶を撮りに来た人の3人だけだった。ただ、それで十分だった。それぞれの人たちと少しずつ会話をしてまた静かな森の中を歩く気分は、悪くなかった。
 草むらの、ところどころにカンゾウのオレンジ色の花が顔を出していたり、クサフジがつるの先に水色の花をつけていたりするのが目に入り、いつの間にか野鳥から野草に関心が移ってしまっていた。そして、なによりも嬉しかったのは、ハンゲショウである。あの白い葉と真っ白な花の穂先を弓なりにかざして咲いていた。
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 ハンゲショウは、7月初旬をさして古くは、半夏生と呼ぶ言葉があって、このころに白い葉をつけるからとか、半化粧の意味からとも言われている。
 森の片隅に、そっと咲くこの花を目にして、盛夏を前にした、この時期を半夏生と言い、また、この草の涼感にその名を託す先人の細やかな季節感に、うたれる思いに誘われた。森の駐車場の外で、オオヨシキリが待っていてくれた。

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        クサフジ                
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オハグロトンボ








# by GannkoOyazi | 2006-07-08 23:37 | オオヨシキリ | Comments(0)

 水場に憩う野鳥たち  富士山奥庭

 富士山5合目近くにある奥庭を再び訪ねる。8時半頃に到着したときは、天候を気遣ってか、カメラマンが一人いただけだった。曇った空から薄日が射すほどで雨の心配は全くなく、同行のKさんと共に喜び勇んでカメラを据える。始めのうちは鳥の出も悪かったが、ヒガラが姿を見せたのを機会に、次々と奥庭でなじみの鳥達が水浴びに現れた。富士山麓は全体が溶岩に覆われているため雨が降っても地表に水が溜まらないことから、鳥たちにとって、この山荘の小さな池も貴重な水場となっているのだろう。
 日本で最も小さく、もっとも軽い(6g)と言われるキクイタダキは、オリーブいろの小さい体をせわしく動かしながら水浴びをして行った。メボソムシクイ(2段目の写真)と3段目のカヤクグリはサービス良く水浴シーンを見せてくれた。ウソのオスが待ちきれずに混浴となった。こんなに美人のウソのメス(4段目左)を始めて見た。そして、いつものあの鳴き声をあげることもなく突然、ホシガラスが現れた。 

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# by GannkoOyazi | 2006-07-02 17:06 | ウソ | Comments(0)

 アマサギ 6/24撮影



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                                                  シロハラクイナの追っかけに、なんとなく嫌気がさし畦道の草花を撮っているときに、田んぼの中へ優雅に舞い降りたアマサギを見つけ何かホットするものを感じカメラを向けた。
  話が逆だが、このアマサギから亜麻色とはこんな色であることを恥ずかしながら知った。冬場は、他のサギと同様に全身ほぼ白一色であるが、繁殖期である夏羽は、頭部から首にかけて橙黄色に変わる特徴があり、この色が亜麻色に例えられアマサギと呼ばれる。
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 アマサギは、繁殖期以外はほとんど鳴くことがないが、繁殖地では、濁っているが割合に柔らかな声で鳴くとのことで、その鳴き声は「オレ、オレ」。と云うのは冗談。本当は「グワ、グワ」だそうである。



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# by GannkoOyazi | 2006-06-28 21:24 | アマサギ | Comments(0)

 シロハラクイナと田んぼの花

  梅雨時の田んぼは、すくすくと伸びる稲のまっすぐな緑が美しく清清しい。このところ、ご無沙汰しているが、棚田を巡って全国を歩き廻ったことが、思い起こされ感慨に包まれる。鳥撮りも、この時期には、そろそろ田んぼから離れるころであるが今年はなんと大きなサプライが秋が瀬とつながる大久保の田んぼにプレゼントされた。
 シロハラクイナである。山渓の名鑑「日本の野鳥」には、「日本では主に沖縄地方の水田、川などの湿地に好んで棲息する。ほぼ留鳥であるが、近年少しずつ棲息地を北へ広げつつある。本州、九州地方では迷行例のほか、繁殖記録も数例ある。」とある。

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 そのシロハラクイナが、10日ほど前から大久保の田んぼに入っているとの話を聞き、ようやく昨日なって出かけることが出来た。
 顔から腹部にかけて白く、下尾筒が茶色との図鑑のとおりであり、クイナにしては、スマートな感じがする。
 田んぼにいるときは、姿が隠れて見ることが出来ないが、30分おきぐらいに、2羽が交互に畦をこえて田を渡る姿が見られた。つがいらしい、とのことで繁殖すると良いのだが。余り、騒ぎ立てずにそっと見守りたいものだ。                 キジが騒ぎ をよそに 轍の跡を歩いてたり、野の花が田んぼのまわりを飾っていた。懐かしさにかられて、鳥撮りから離れてその花たちを愛でるることにした。

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# by GannkoOyazi | 2006-06-25 17:00 | シロハラクイナ | Comments(0)

 ウソ 富士山奥庭 6/10撮影

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 色といい形といい、上品な京菓子のような趣があると、紹介しているのを読んだことがあるが、たしかに特徴的な色彩で見間違うことがない。名前も覚えやすくてバーダーにとって、まことに有難い 存在だ。オスは、顔から喉にかけて赤く、鮮やかなマフラーを巻いているように見える。
 ウソの名は漢字で鷽と書き嘘ではないがフイーフイーと口笛のような声で鳴くことから、口笛を「うそぶえ」という言い方があって、そこから名が着いたとされている。
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 ウソは、夫婦仲が極めて好く、卵を抱いているメスに、ときどきオスが食べ物を運んできて口移しにあたえたり、ヒナに食べ物を運んでくるときは2羽が同時であることが多くいつもつがいで採食をともにしているらしい。 それを裏付けるように奥庭の水場でもいつも、つがいで現れて楽しませてくれた。
 木彫りのウソを取り替えることで厄払いする「鷽替え」の神事が各地の神社で行われているが、山で見るこの鳥はもっと愛らしく素敵である。人間の嘘をこの鳥に肩代わりさせるのは気の毒な気がする。

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# by GannkoOyazi | 2006-06-16 22:54 | ウソ | Comments(0)

 ホシガラス・富士山奥庭



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 カラスの中にもこんなシャレ者がいることに感心する。褐色の全身に星をちりばめたような小さな斑点があり、尾筒の先端が白で縁取られている。               
 標高2000mぐらいの尾根の針葉樹林を住処としているので簡単には、見られないが一度見たら忘れられない鳥だ。カラスにしては、どこか愛嬌があって、妙に再会したくなる。そんな、誘惑に駆られて富士山五合目の奥庭を訪れ、去年の夏以来の再会を果たした。去年は真夏のカンカン照りの中を五合目一帯を登ったり下ったりして探し回って、ようやくの思いで出会ったのであったが、人の少ないこの時期は奥庭の水場に姿を見せるのでただ待つだけで容易に撮ることができた。
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  細く鋭いくちばしで松かさから種を取り出して食べ、またその種を、のど袋に入れて運びコケの間などに貯食する習性がある。これらを冬の間、雪の中から掘り出して食べるほか、雛に与える餌として利用するが一方では、種の分散に役立っている一面もあるそうだ。
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# by GannkoOyazi | 2006-06-11 23:18 | ホシガラス | Comments(0)

 葦の穂とヒバリ



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   車で通りかかった、休耕田でヒバリが葦の穂に留まっているのを偶然に見つけた。いまさら、ヒバリもないけれど春先からヒバリの囀りを良く耳にしてきたが写真にしたことがなかったので撮った。
 葦の穂は、枯れていても強さを保っているようだ。風に吹かれてブランコのように揺れ動きファインダーからはみ出しては戻ることの繰り返しでシャッターのタイミングにずいぶん手こずった。
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 自分の勉強のためのブログなので鳥名の由来をなるべく、調べるようにしている。由来の多くは鳴き方や色合いにより付けられているような気がする。 このヒバリはどちらも該当しないので興味があった。
 ヒバリは、晴れた日に空をさえずりながら飛ぶことから「日晴」と呼ばれたのが由来だそうである。
 さえずりながらの飛翔を「揚げ雲雀」と昔の人は称していたとのことであり、今ならば「美空ひばり」かな?。
 冗談は、抜きにしてオオルリ、コルリやルリビタキのように野鳥には瑠璃色をあらわす名が多いが、不思議なことに瑠璃色の花が多数ある野草にはルリがつくものをあまり聞かないが、ルリソウを休耕田の裏山に見つけた。左の花は、畠の際の溝に咲いていたが、名前の知らない花で、野草ではなく野菜のような感じがするが、何方か教えて欲しい。



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# by GannkoOyazi | 2006-06-04 01:50 | ヒバリ | Comments(0)

 ミソサザイ(5月21日撮影)

 先週の日曜日に、ミソサザイ狙いで、日帰りで遠征したのであるが日の射さない沢筋は暗く、ロウシャッターで撮った写真はブレブレでブログにすることを、ためらっていたのであるが、今日は雨に見舞われ鳥撮りができなかったので、毎週更新を誓ったところでもあり掲載することとした。

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 沢に入って直ぐにミソサザイが現れたが、逆行のうえ近すぎてピントもぎりぎりのようであるが動くことが出来ないのでそのままシャッターを押した。
 その後は、暗い水際で動き回る姿は何度か見られたが良いスポットには出てくれず、思うように撮ることが出来なかった。
 ミソサザイの名の由来であるが、ミソは、その色合いからかと思っていたが、そうではなく水の流れを指す「溝」からであり、サザイは、小さいことの形容詞の古語「ささ」 から転化したものだそうである。小さなことを、些細なことと云うのもここから出たのであろうか。
 たしかに、ミソサザイは全長10cm、体重9グラムとのことであり、一円玉10個分より軽いが、その体で、良く通る声で盛んにさえずるエネルギーには、感心する。

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 陽の射し込まないこの沢は、まだ早春の趣で、シロバナエンレイソウが大きな葉をひろげ、キクザキイチリンソウが林床に咲いているのが見られたのが、慰めだった。

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# by GannkoOyazi | 2006-05-27 18:13 | ミソサザイ | Comments(0)

 カッコウ



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    昨夜来の雨があがった秋が瀬では、先週のツツドリに変わってカッコウが高らかな声を響かせ夏の到来の近いことを告げていた。
 この、ツツドリやカッコウ、ホトトギスは、なかなか見た目で判別がつきにくいのであるが、それぞれ独特の鳴き声であり、さえずれば直ちに分かるので有難い。中でもカッコウは英語でもCockooであり、誰もが馴染み深く、また夏の高原を思い起こさせてくれる声だ。
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 見分け方としては、ツツドリは下面の横縞が太くて粗く目は褐色でカッコウの黄色い目と異なっている。ホトトギスは小さく、横縞が太くて少ない。
 カッコウが鳴き始めると、秋が瀬の森は深い緑に包まれ、冬鳥から夏鳥へと楽しませてくれた探鳥も終わりに近づくこととなる。それだけに、サンコウチョウをどうしても、この森で見ておきたかったのであるが今日も、早朝にはメスがいたとのことであるが果たせなかった。
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真っ白な複散形花序(花火のような花の形 )が・・・。
    オオハナウド
 





   


# by GannkoOyazi | 2006-05-20 19:23 | カッコウ | Comments(0)

 シジュウカラ

 金曜(12日)に待望のサンコウチョウが入ったと聞き、雨の中を土曜日の半日と今日も朝からほぼ一日中、秋が瀬子供の森に入りきりで粘ったが、サンコウチョウは全く姿を見せず徒労に終わった。キビタキやツツドリは鳴き声を良く聞かせてくれたが、高い梢のうえに僅かに姿が見られたものの、緑葉に邪魔され写真にはならなかった。二日の間、一度もシャッターを切らずに終わるのも無念なので、目の前の枝に現れるシジュウカラを撮った。

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 留鳥であるシジュウカラは、いつでもどこでも見ることが出来、森の中ではスズメよりも多いのではないかと思われるほどであり、カメラを向ける気にもならなかったが良く見れば、背中のオリーブ色と青みを帯びた灰色の羽とが微妙な組み合わせになっていて、派手さはないものの美しく、胸の黒いネクタイ模様もシャレている。 シジュウカラのピーツ、ピーツ、ピーツとさえずる声が、いやでも耳に入るが、地鳴き は、シッツ、ジュク、ジュクであり、ここからその名のシジュウ(四十)となったものであり、カラ(雀)は、小鳥の総称を意味するものである。このことからも、昔から人の身近に多くいた小鳥である気がする。

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# by GannkoOyazi | 2006-05-15 00:10 | ヒバリ | Comments(0)

 秋が瀬・サンショウクイ

 この連休中、はじめて秋が瀬に6時から3時間程ではあるが入った。昨日はオオルリやキビタキをはじめとして、人も鳥も沢山出てにぎやかだったとか。ことに、コムクドリが30ほどとか、レンジャクも4、5羽が飛びコルリの声もしたと聞いて勇んで出かけてみた。しかし、いつものように昨日は良かったが・・・というパターン。トホホ。

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 それでも、出会った人からサンショウクイの鳴き声を聞いたという方角を教わり、首が痛くなるほど、新緑の梢を見上げながら捜しまわって、ようやく証拠写真程度であるが撮ることが出来た。子供の森中央の原のっぱの大きな木の上を、白っぽい体を見せながら飛び回っていた。

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                                     サンショウクイは、白い額に黒い過眼線が頭部につながり、細身の体に長い尾羽があり、スマートな感じがする。



 この鳥の名前は、鳴き声が「ピリリ」と聞こえるので「山椒は小粒でも、ぴりりと辛い」という諺から、山椒喰とつけられたという。ずいぶん、昔の人はシャレたユーモアに富んでいたもんだ。

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 その森の下草の中でチョウジソウが青紫色の花を咲かせ始めていた。この花は、秋が瀬ではあちこちに見かけるが、絶滅が心配されている野草の一つなのである。上空の鳥ばかりに気を取られ踏みつけないようにしたいものだ。

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# by GannkoOyazi | 2006-05-05 14:32 | サンショウクイ | Comments(0)

 伊香保・戸隠・妙高 2 クロツグミ

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 伊香保から山越えし、菅平を抜け戸隠に入った。戸隠高原は、まだ1mを越す雪に覆われていた。木々も芽吹き前の状態であり、夏鳥が姿を見せるような状況ではなかった。早々に退散し宿泊地の妙高に向かい、5時頃についたが空は曇りはじめていた。イヤな予感がしたのであるが翌日は一日中とうとう雨に降り込められてしまった。

 今回は、ペンションスノーグースからのニュースにクロツグミやサンショウクイがあったことに誘われて来たものである。いも り池 に近いこのペンションの周囲は隠れた探鳥地でありクロツグミが直ぐそばの森に現れるとのことである。 3日は、絶好の好天に恵まれた。クロツグミは、雪の積もる森の裾原に2度ほど現れたが、動きが早く撮ることが出来ず、少しペンションから離れた、水芭蕉がひっそりと咲く森下の雪のない所で、ようやく撮ることが出来たがブレブレ。

 雪の上を跳ね歩くクロツグミを撮れなかったことが残念でならない。腕の悪さを棚に 上げて、警戒心の強いクロツ グミが恨めしかった。今も、クロツグミの「キョキョキョ」とか「キョンキョンキョコキョコ」のような鳴き声が耳に残っている。
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 撮り損ねて、ガックリしているときにキビタキがとつじょ目の前の低い枝に飛んできて慰めてくれた。

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 戸隠高原の残雪の多さは、これまでに例がないことだそうである。昨年同じときに行ったが、雪は日陰に残る程度で夏鳥や留鳥の鳴き声で溢れていた。自然の多様さに妙に感心して帰路に着いた。

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                                       ペンションスノーグース近くの森



# by GannkoOyazi | 2006-05-04 14:47 | クロツグミ | Comments(0)

 伊香保・戸隠・妙高 1  コマドリ



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  伊香保の誰がつけたかコマドリ劇場へ。5月1日、2日の2泊の予定で、戸隠高原と妙高へ出かけたのであるが、藤岡JCの直前で急にコマドリに会いたくなって、そのまま関越道を直進してしまった。6時前に現地に到着したが、駐車スペースはすでに塞がっていた。連休の合間とはいえ平日なのにコマちゃん人気に驚かされる。もちろん、中央の撮影スペースは、とうにカメラの砲列がひかれていて、入る余地がなく脇のほうから撮らせて貰った。戸隠高原に直行するつもりだったので、ずいぶん早く到着した気でいたが甘かった。また、9時ごろには引き上げるつもりが、10時まで粘って3度ほどコマちゃんと出会った。
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 コマちゃんは、周囲の木々や藪の中であの美声を、張り上げて聞かせてくれるがなかなか、カメラの前には出てくれない。出ても、今日はご機嫌が悪いようで、あっと言う間に飛び去ってしまう。
  コマドリは森中に響きわたるような朗らかなヒンカラララララの鳴き声を馬のいななきに聞きなし 駒鳥と命名され、3鳴鳥の一つにあげられている。確かに鳴き声も素晴らしいが、その姿や色合いにも魅かれる。橙色の頭部と胸、橙茶の背中、薄い灰青色の腹というように大胆な色彩の配色は見事と言うほかない。また、足がなんとも長く、尾もぴんと立ち、いかにもスマートないでたちである。

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# by GannkoOyazi | 2006-05-03 23:48 | コマドリ | Comments(0)