伊香保から山越えし、菅平を抜け戸隠に入った。戸隠高原は、まだ1mを越す雪に覆われていた。木々も芽吹き前の状態であり、夏鳥が姿を見せるような状況ではなかった。早々に退散し宿泊地の妙高に向かい、5時頃についたが空は曇りはじめていた。イヤな予感がしたのであるが翌日は一日中とうとう雨に降り込められてしまった。 今回は、ペンションスノーグースからのニュースにクロツグミやサンショウクイがあったことに誘われて来たものである。いも り池 に近いこのペンションの周囲は隠れた探鳥地でありクロツグミが直ぐそばの森に現れるとのことである。 3日は、絶好の好天に恵まれた。クロツグミは、雪の積もる森の裾原に2度ほど現れたが、動きが早く撮ることが出来ず、少しペンションから離れた、水芭蕉がひっそりと咲く森下の雪のない所で、ようやく撮ることが出来たがブレブレ。 雪の上を跳ね歩くクロツグミを撮れなかったことが残念でならない。腕の悪さを棚に 上げて、警戒心の強いクロツ グミが恨めしかった。今も、クロツグミの「キョキョキョ」とか「キョンキョンキョコキョコ」のような鳴き声が耳に残っている。撮り損ねて、ガックリしているときにキビタキがとつじょ目の前の低い枝に飛んできて慰めてくれた。 戸隠高原の残雪の多さは、これまでに例がないことだそうである。昨年同じときに行ったが、雪は日陰に残る程度で夏鳥や留鳥の鳴き声で溢れていた。自然の多様さに妙に感心して帰路に着いた。
by GannkoOyazi
| 2006-05-04 14:47
| クロツグミ
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