人気ブログランキング | 話題のタグを見る

北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ

北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ_e0139059_19205677.jpg

   昨日、ツミのオス、メスの「餌の引渡し」の場面を撮り損ね口惜しい思いがしていたので、雨が上がったので、リベンジ出来ないものかと午後になって出かけた。
 結果は、なんとかシャッターは切ったものの、新緑に被われたポイントは、それでなくとも暗いのに、再び雨が落ちたり、もやった空気で、鮮明な画像とは到底いえないものだが、なんとか証拠写真程度は撮れたように思われる。
 正式な呼称は不明だが、いわゆる「餌の引渡し」は、オオタカはオス、メスが交互に抱卵するようであるが、ツミは抱卵をもっぱらメスが行うことから、オスが狩をして餌をメスに渡す行為である。ツミは、 カカア天下なのかも。体もメスの方が大きい。
北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ_e0139059_19205682.jpg

3時近くなって暗くなり、あきらめかけていた時に、オスが餌の小鳥を捕らえてきた。すぐに、メスが飛んできて、枝の下にとまった。
北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ_e0139059_19205631.jpg

枝の上で、オスとメスが入れ替わった時には、メスがしっかりと餌の小鳥をつかんでいた。 オスは、それを見届けるようにしている。メスのほうが一回り以上も体が大きいようだ。
北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ_e0139059_19205633.jpg
北本「愛情物語」2-2 餌の引渡しツミ_e0139059_19205614.jpg

餌を持って、飛び立つメスをオスが見送る。
 オスは、自分の餌はどうしているのだろうか。そんなことが心配になるほど、あっさりと捕らえてきた獲物をすべて渡してしまう。 残されたオスが気の毒なような気がした。


by GannkoOyazi | 2008-05-25 23:12 | ツミ
<< 余談 頑固親父の探鳥記 「愛情物語」2 アオゲラ、ツミ >>